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Jan 31, 2006

踏み込み温床づくり。

月曜、育苗のための踏み込み温床づくり。
これを僕が主導でやってみよとの師匠Aさんからの指示。「研修が終わったら、早速自分でやらないといけないんだから」と、なるほどその通りなのである。

前日のうちに、お膳立ては完了。
兄弟子Sさんが、枠に稲藁で壁を作るところまではやってくださっており、さらに落ち葉、米糠、ボカシの材料も搬入済み。しかし、昨春の研修2日目に一度やったのだが、すっかり忘れている。

Sさんに手順を確認しながら進める。
まず落ち葉をコンテナ詰め詰め5杯分敷き詰め、その上に米糠1袋、さらにボカシ1/2袋をまんべんなく振りかけてから足でしっかり踏み込み、水を適量かける。これを今回は6回繰り返したうえに、最後にもう1回、落ち葉を敷いて水をさっとかける。この段階でだいたい深さが10cmくらい。1週間ほどで温度が上がって安定する見込み。

火曜は最後の配達。
この日はイレギュラーで、いつもは市内2方面に分かれて2台で行っているのを、1台にすべてを積み込み、久しぶりに師匠Aさんも同行してのドライブ。おそらくもう二度と訪れることのないお客さんたちの家々。そしてこの道もたぶん、走ることはない。

温床作りも配達も、研修先ではこれが最後。
そう、研修最終週は毎日のひとつひとつの仕事がすべて最後である。このお客さんに野菜を入れるのも最後。この畑に来るのも最後かもしれない。いや、すでにもう行くことのない畑があるかもしれない……。

明日から2月。
予報では、今日の雨がまだ続くという。

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Jan 30, 2006

最後の一週間、不覚の風邪。

いよいよ研修最後の週となった。

しかし、不覚にもどうやら風邪にかかったらしい。といっても、熱や咳、くしゃみなどはなく、もっぱら胃腸が変調をきたしている。先週、息子がこれにやられて保育園を休んだ日に、学校から電話があり、娘が同様の症状とのことで、迎えに行った。妻も調子が悪かったようで、それがついに自分にも来た。

研修開始以来、初めての体調不良。
今日は朝食もいただかず、昼も少な目、夜は作業終了後、大事をとって帰宅。

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Jan 27, 2006

雪消えぬ畑、春の準備。

先週末の大雪がまだ畑に残る金曜日。
いつもの出荷作業のあと、午後からはあれこれの作業を少しずつ。

庭の八朔の収穫。
梯子や脚立を使い、1本の木から大サイズのコンテナ2杯分、おそらく300個ほどを収穫。

先週仕込んだボカシ肥の切り返し。
米糠300kgベースのひと山を、二人で右から左へ移す感じで約20分。

茄子を作付けする予定の畑に堆肥撒き。
約20m長さ、240cmおきの各畝に軽トラ1台分の堆肥。手箕1杯分を、60cm幅×2m程度の分量で撒いていく。

レタスとサニーレタスの育苗のための播種。
一昨年の踏込温床に使った腐葉土をふるった床土に各5mlと3mlをばら播きし、軽く覆土。あわせて、同じ腐葉土を120cmポットに詰める作業。

畑から軽トラで持ってきた土をふるう作業の途中で日没。
夕食、熱々の鰤と牡蠣の鍋がたまらない。

空気の乾燥と、今日はとくに土を触っていたので、手がひび割れてボロボロ。
帰宅後、ゆっくりと湯に浸かる。

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Jan 20, 2006

大雨と低温の1月下旬。

1月14日、久しぶりの大雨が降る。
明けて16日からの一週間の記録。

月曜日、午後は明日出荷分の収穫。
白菜、大根を約30本ずつ、そのほかに葱、人参、小松菜、ターサイ、キャベツ、ブロッコリ、ほうれん草、そして、久しぶりの京菜。日没までに畑から戻り、作業小屋で7時頃まで、こさえる作業。

火曜日、午前は出荷の準備。
午後は市内の配達。いつもはドアの前に野菜セットのバッグを置いていくだけだが、この日は珍しく3軒でちょうど戸口にお客さんの姿があり、挨拶する。農場に戻り、少し里芋をこさえたあと、早退。大学時代の友人たちに会うために新橋へ。就農計画と帰郷の報告を兼ねて一献傾ける。

水曜は研修が休み。
農場では漬物用の大根を250本収穫し、水洗いして稲藁で束ね、干すところまで。自分は2日続きで東京に出て、今日は元の勤務先の人たちに帰郷の挨拶。退職以来初めて会うが、温かく迎えてくれ、また励ましの言葉を頂く。

木曜日、出荷作業を早めに終えて畑の作業。
堆肥撒き、ボカシ肥の仕込み(米糠と豚糞、羊糞)、大豆ふるいなど。

金曜日も堆肥撒きと耕耘。
久しぶりにトラクタに乗るが、まだまだうまくいかない。

1週間を通して最低気温が0度前後、最高気温も一桁の寒さ。

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Jan 13, 2006

春作に向け堆肥を播く。

町では野菜の高値が続く。
記録的な寒さと大雪、小雨のため、全国的に野菜が品薄となり、白菜やレタスなどはまるまる1個だと400~500円となるため、半分または4分の1にカットされて店頭に並ぶことが、この冬はとくに多いという。

しかし、研修先の野菜は値段が変わらない。
たとえば、ほうれん草は1kg500円、一般の店頭に並ぶ小さめの1束200gなら100円だ。白菜は1.5kgほどのもので200円くらい。大根1本150円前後。ここの畑もむろん低温の影響を受け、計画通りの仕上がりになっていないが、作況、市況にかかわらず、食卓に安定的に野菜を届ける「提携」というかたちをとる農場としては当然のこと、ということのようだ。

そんな真冬の日々にも、春への動き。
今日は出荷作業を急いで午前中に終え、空いている畑に堆肥を播いた。低温のなか白い湯気を立てる堆肥は、植木の剪定屑と米糠がベース。これを軽トラで畑に運び、スコップで偏りなく振り播いていく。1反に軽トラ10杯というところだろうか。これが今年1年ここで育つ野菜の基礎となる。散布後、師匠Aさんがトラクタで耕耘。

堆肥場では次の堆肥作りが始まっている。
野積みされた剪定屑に、米糠300kgの袋3杯分を振りかける。スコップを持って緑の山を駆け上り駆け下りの作業で、途中、ジャンパーなどを脱いで薄着になったが、それでも汗が出てきて、寒い日には最適の運動となる。

夕食は熱々の煮込みうどん。
研修生Sさん土産、混じりものなしの蒲鉾が醸す濃厚な風味と太麺がよく合う。
帰路の月は傘をさし、週末は久しぶりの雨の予報。

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Jan 05, 2006

研修先も謹賀新年。

今年最初の研修日。
農場としてはすでに昨日4日からグループ会員への出荷が始まっており、今日は個人のお客さんへの宅急便が中心。午前中は昨日中に収穫された野菜類をこさえて計量し、荷造りする。曇り空から粉雪が降り、地面もうっすらと雪化粧して、底冷えがこたえる。

昼食は母屋の掘り炬燵で。
思いがけず、お節各種の皿に、鮭・鮪・蛸のお造り、茶碗蒸し、さらには御神酒まで付いて、新年の挨拶。一家の新年とは別に、研修生の帰りを待ってくださっての「農場の新年」に、あらためて気が引き締まる。

午後は明日分の収穫。
畑の大根は青首部分が凍みて柔らかくなってしまったものもあるが、こんなことは例年ないとのこと。街ではほうれん草やレタスなどの高値のニュースが聞かれるが、ここの野菜の値段は変わらない。いつもは高い有機野菜が(といってもここの野菜はけっして高くないと思うが)店頭の野菜より安いという逆転現象が起きている。

夕食後、近くの神社へ初詣。
自分自身は帰省先の神社で元旦にお参りを済ませていたが、当地の神社は初詣に30万人もが訪れるという有名なところなので、一度行ってみたかったところだ。参道に屋台が並んだという三が日の賑わいはもうないが、灯籠の並ぶ境内は荘重な雰囲気。下弦の月が冴える冷たい夜空の下、帰路を急ぐ。

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Jan 04, 2006

丙戌の2006年、始まる。

正月の帰省から戻ってきた。
自分の郷里には、就農準備のために作年中に何度か帰っていたこともあり、この年末年始は大阪の妻の実家で過ごした。

往路は東海道線の各駅停車。
30日に最後の研修から帰宅したあと、部屋の整理や年賀状の書き足しなどして明け方を待ち、最寄り駅まで30分ほど歩いて始発に乗り、あとはそのまま何本かの電車を乗り継いで、午後2時前に大阪着。

4泊5日の間に、多くの人に会う。
妻の家族や親戚、高校時代の友人や妻との共通の友人ら。温かい励ましを頂き、気が引き締まる。

復路の新幹線はデッキに立ったまま。
途中駅で下車する人の座席が空く機会もあったが、座りたい気持ちは皆同じ。競って席を取らなければならないほどの必要性は、いまの自分にはない。

帰宅し、留守中に届いた年賀状をゆっくり読む。
2006年、みなそれぞれに希望を胸に新たな年を歩き始める。

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