Sep 30, 2005

研修半年の日、稲刈り開始。

9月下旬の1週間の記録。

火曜日は直接配達の日。
当日の出荷品目に加え、冬瓜を一気に収穫する。約10株から計40~50個の収穫あり。8月末に播かれた大根(YR愛宕と夏富士)は前日のうちに1本仕立てにされ、最後の間引き菜が出荷された(たとえば400gで160円)。夕刻、胡瓜のネットと支柱の撤収。

木曜の朝、この秋初めて、ウインドブレーカーを着て家を出る。
上記の大根と同時に播いた小松菜が本日、初出荷。毎年自家採取されている在来のタイプの小松菜で、葉が丸い無袴型、茎が折れやすいが味はよいとのこと。

午後から、今年初めての稲刈り。
近所の2反8畝のアキニシキの稲刈り請負で、乾燥までを研修先で担当。師匠のお父さんが駆るコンバインの周辺で、四隅の手刈りや籾袋の運び出しなどを手伝う。並行して、ほうれん草2種(まほろば、くろしお)の播種。1反弱?の畑に各2条×45作を「みのる式」で播き、馬糞堆肥とボカシを混ぜたものを振りまき施肥。日没前後に30袋の籾を乾燥機に投入。水分量14.5%にセットして夜通し灯油を燃やす。

金曜日は研修先でも稲刈り開始。
この日はまず2つの田んぼの四隅だけを手刈り。除草剤を使っていると思われる昨日の請負の田とは異なり、こちらは草が多い。「コナギ畑」に稲をポツリポツリと植えたような部分もある一方で、合鴨がしっかり踏んでくれたところは草がほとんどない。

明日から10月。
4月1日から始まった研修が今日でちょうど半年を終えた。師匠は風邪が重症気味だが、明日からの連日の稲刈りで休んでもいられない。せめて負担の増える住み込み兄弟子研修生Sさんを少しでもサポートできるよう心がけたい。

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Jun 21, 2005

合鴨たち、田んぼへ。

合鴨を田んぼに放す。
週末、研修にうかがえないあいだに、約半数が順次、田に放たれており、今日は1反3畝の田に20羽を入れる。

生後約2週間。
田に入った合鴨たちはその群のまま、最初は田の周辺部、ネットをはった際のところをぐるっとまわっていたが、そのうち、おそらく餌の豊富な場所を見つけたのだろう、群のまましばらくそこにとどまっている。

放鳥のあと、昨日までに合鴨が入っているネットの補修。
あらかじめ穴や切れた部分は繕っておいたはずだが、おそらく新たにあけられた穴が複数見つかる。合鴨を入れたあとに、何らかの獣が侵入を試みたと見られる。修繕のあと、田の畔の入り口に泥を広く塗る。足跡をつけてもらうため。

大根や蕪が出荷品目から消え、変わりに茄子、ピーマンが定期的に入るようになった。
から梅雨の様相も、明日は久しぶりの本格的な雨の予報。

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Jun 16, 2005

雨の日は、図工の時間。

今日も午前中から雨。
収穫と出荷を手早く済ませると、師匠のAさんから唐突な提案。

「ひらめきを得に、”百均”に行ってみよう」。
田植えが終わったばかりだが、もう草(コナギ)が出ている。初期の田の草取りにはデッキブラシを使う方法などがあるらしいが、もっと安くて効率的な「草取り器」を自作しようという試みだ。

少しだけこぎれいな格好に着替えて町へ。
アタッチメント式の各種掃除道具や、虫取り網、餅焼き網などを買い込む。
(ゼンマイ式の風呂遊び用のカメさん100円で合鴨のように水をかきまぜる案は却下)

帰ってすぐに作業場で工作開始。
雨音を聞きながらの「図工の時間」に、かつての少年たちはしばし熱中する。

それぞれが試作品を手に、田んぼへ。
早速、その使い勝手や除草効率をテストする。虫取り網の網をとり、枠で草をひっかくように改造した学生Z君のシンプル・マシンが、まずは合格点。また、ローラー式ゴミ取り器ベースのものも作者である師匠Aさんの軽やかな動きを見ていると、どうやらなかなかの出来映えのようだ。私が作った「泥の下で回転させる餅焼き網」は、どうもダメ。

午後は米糠除草を次の3つの方式で試みる。
1.桶を抱えて畔から、また田んぼに入って振り撒く。
2.田の水口に米糠を少しずつ撒き、徐々に田全体に流し広げる。
3.米糠に水を混ぜてこね、団子にして畔から投げ入れる。
午前中の「遊び」の余韻がここにも残り、「3」などはさながら遠投大会の様相である。

びしょ濡れになった服を着替え、しばらくは大豆の選別。
夕食は古い農家を改築して新規開店した師匠旧知のお店で、ほうとうと五穀がゆをいただく。

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Jun 15, 2005

合鴨のネット張り。

梅雨に戻り、昼前から本降り。
雨のなか、午後いっぱい田んぼでの作業。先週A農場にやってきた合鴨も誕生10日を過ぎ、田んぼに放たれる日が迫ってきた。

放鳥を前に、田んぼでは囲い込みのためのネット張り。
田の四隅、20~30㎝内側に木の杭を打ち込み、そこにネットを外から巻き付けるイメージ。途中、ネットの繋ぎ目などにも補強の杭を立てる。

ぬかるむ足下は田靴。頭までレインコートをしっかり着込んでの作業はかなりハードだが、田んぼ一枚、また一枚とネット張りが仕上がっていくのが目に見えるので、気分はよい。約5時間で、今年の合鴨水稲同時作、5枚であわせて約6反分の田んぼを予定通り完了。

日が暮れて、室内で大豆の選別作業。
夕食は農場のお母さん手作りのメンチカツ。冷えた体にあつあつがうれしい。

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Jun 12, 2005

家族も田植えにやって来た。

入梅早々の中休みで、快晴の日曜日。
先週の土曜と昨日に続き、大勢のお客さんを招いて手植えによる田植えイベント。

会場となる2枚の田んぼを朝食前に準備する。
全体の進行は先週と同じなので、そのときに学んだことを実地で定着させるための「演習」としては最適な一日。

午前中、7畝の田にコシヒカリを植えて昼食。
今日は僕の家族(妻と二人の子ども)も別働で参加。妻は研修を始める前に一度一緒に訪れて以来、子どもたちは初めてのA農場である。

午後、子どもたちも田んぼに入る。
海や山での遊びは日常となっている二人だが、田んぼは初体験。長女は10か所ほど苗を植えたが、長男はもっぱら泥んこ遊び。ちょうど田んぼが変型のため、あとで補植する予定になっているスペースがあり使い放題。ほかの子どもたちと一緒に、田んぼの魅力を堪能しているようだ。

夕方、家族は先に帰路に就く。
お客さんたちも三々五々解散し、我々は片づけのあと、参加者のひとり、Tさんが持ってきてくださった日本酒で乾杯。うまい。酒の余興はジャガイモの食べ比べ。紅あかり、北あかり、インカのめざめ、シンシア、レッドムーン。うまい。お祝いの赤飯もうまい。酒も食べ物もうまい。

百姓仕事、百姓暮らしの一端を愉しみ、いつもより少し遅く、23時前帰宅。
明日からまた日常の研修。

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Jun 07, 2005

合鴨、来る。

生まれたばかりの合鴨100羽が、宅配便でやってきた。
早速、1羽ずつ砂糖水を2口飲ませながら小屋に移す。小屋は格子状のプラスチック・パネルで広さは2坪ほど。籾殻を数㎝程度敷き詰めてあり、片方の隅に舟のプールがある。

鶏と同様、暖を採るためにおしくらまんじゅう状態になりがちで最悪の場合は圧死を招くおそれもあるため、裸電球を2つ吊して暖房とする。

10日~2週間程度で田んぼに入り、化学物質の除草剤の代わりに草の繁茂を抑えてくれる予定。

今週は後半から雨模様の週間予報。

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Jun 05, 2005

田植え、始まる。

6月最初の日曜日。
今日から研修先の田植えが始まった。今日と次の土日は各方面からのお客さんをお招きしての手植え。その間の平日は主に機械植えという段取りである。

初日の今日は、朝からまずまずの好天。
消費者の方や日頃おつき合いのある大学のサークル、福祉施設のみなさんなど、総勢約50人が集まった。午前中は1反と5畝の2枚の田んぼに分かれ、1列に並んでみんなで一斉に植えていくスタイルで進行。僕は研修生という立場上(?)、田んぼの左右でひもを引っ張り、1列1列を正確な間隔で進めるという、ちょっと偉そうな役目を仰せつかる。

昼食はお祝いの赤飯をはじめ、炊き出し部隊渾身の手料理でのおもてなし。
午後は7畝の細長い田んぼを前後2班同時進行という変則的な陣形で植えていき、4時過ぎ頃、本日予定の3枚、計2反2畝が無事終了した。今日植えたのは、陸苗で育てたマンゲツモチのほか、赤米と黒米を少しずつ。

夕方、かすかな小雨。
水を湛えた田んぼに映る薄暮の空が美しい。

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May 19, 2005

合鴨ネットの修繕。

今週から研修日を月~木の4日連続に変更した。
これまでの月火&木金だと、どの日も出荷日にあたるため本格的な畑仕事の時間が少ないことから、出荷のない水曜日を入れることを師匠のAさんが提案してくださった。

その水曜日の昨日は、しかし、月に何度か特別に入る出荷あり。
あるグループの購入で、10軒分。あらかじめ設定されているセット価格に合わせて品数・分量を揃えるもの。個人別の袋にはセットするが、配達はまとめて一か所に届けるスタイルらしい。

今日は収穫・出荷準備後、昨日に続いてインゲンとキュウリの水やり。
5月5日に定植したものだが、元肥が利きすぎている様子だということで、肥効を薄めるためにたっぷりの水を株下にくれてやる。さらに玉葱の畑の畝間(通路)を除草。

午後は合鴨ネットの修繕。
A農場では1町歩強ある田んぼの約半分を合鴨農法で作っており、周りを囲うネットの総延長もかなりのものがある。草刈り時などに切れたり破れたりして穴の開いた部分を繕っておかなければならない。短いところは数㎝、長いと数十㎝から1m前後という破れもあり、これをビニル紐で編んでいく。田んぼに網を広げて黙々と作業をしていると、なんとなく漁師の気分。

繕い仕事と並行して、田んぼの畔(くろ)の草刈り。
肩から腰に刈り払い機を下げ、散髪するようにすっきりと刈っていく、つもりなのだが、初体験の今日は虎刈り状態。いつもながら、動力機械には力が入りすぎる。

日没後しばらくネットの修繕を続ける。
いよいよもう暗くて手元が見えないという頃に、きりよく1本が仕上がり撤収。

空には月。軽トラの荷台から、遠く日暮れの田んぼが美しい。

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May 11, 2005

ハンマーナイフも初体験。

田植えの準備で、午後いっぱい草刈り。
ハンマーナイフを初めて使う。いつもながら、動力機械には緊張するが、この機械は4輪で安定性がよいのと、方向などをある程度は腕力で制御できること、それから(これがいちばん大きいかもしれないけれど)目的が今後のトラクター等による本格的な作業のための「下準備」としての草刈りであり、何かを「仕上げる」というようなものではないことから、多少気が楽である。

研修先の田んぼのうちの5枚(計約2反3畝)を4時間弱でなんとか終える。
ハンマーナイフが通る前の30㎝丈ほどの草にはたくさんのナナホシテントウ。刈ったあとには、ヒヨドリたちが降り立ち、せわしなく動き回っている。おそらくご馳走の虫たちをつついているのだろう。

予報では高温だったが、思ったほど上がらず、爽やかな一日。

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Apr 28, 2005

稲の籾播き。

稲の種籾を育苗箱に播いた。
4月8日に塩水選をし、14日に温湯消毒、以降25日まで浸水をした種籾。30×60cmの育苗箱に、いずれも60gずつ、マンゲツモチが60箱、アキニシキ90箱、コシヒカリ60箱、赤米と黒米が各16箱、飼料用のクサユタカが20箱。これから数日間おき、発芽したらプール育苗へと移る。このほか、昨日は「陸苗(おかなえ)」といって、畑に種まきするようなかたちで播いた籾もあるとのこと。

尼崎では電車事故の死者が106名となり、運転手も見つかった。
急ぎすぎる世の中の間違いに人々が気づく契機というのはたやすいが、それではあまりに命が軽すぎる。

鳥取で4月としては記録的な33度の真夏日というニュース。

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